バーニング(Fireball)は、『星のカービィ』シリーズに登場するコピー能力である。
概要[]
炎をまといながら高速で前進するコピー能力。
初登場は、コピー能力の初登場作品でもある『星のカービィ 夢の泉の物語』。
『星のカービィ スーパーデラックス』でコピー能力にコマンド入力の概念が追加されると、同じ炎属性のコピー能力であるファイア能力のコマンド技として統合された。しかしその後に発売された作品であっても、『星のカービィ3』などのコマンド入力の概念がない作品ではファイアのかわりにこちらが登場していたりする。
『星のカービィ64』はUIの見た目を変えることができ、その見た目のひとつに体力やコピーなどのアイコンを漢字に変更できるものがあった。そこでのバーニングの漢字表記は「火」である。
見た目[]
初登場作品である『星のカービィ 夢の泉の物語』ではすっぴん状態のカービィから見た目の変化がほとんど無い。
その後、『星のカービィ 夢の泉デラックス』で登場した際に初めて固有のグラフィックが与えられた。カービィの体の色がオレンジ色になり、炎の意匠の宝石を伴った環状の頭飾りを被る。また、両手に火がともる。
能力[]
短い距離を炎をまといながら高速で前進する。発動中はカービィに炎属性の攻撃判定があり、敵にダメージを与えたり導火線に火をつけたりできる。また、多くの作品で発動中は無敵であり敵に衝突した場合、貫通する。発動後しばらくすると解除される。壁や坂に衝突した際の挙動は作品により異なる。
『星のカービィ2』と『星のカービィ3』では他のコピー能力同様、なかまに乗っている際にコピー能力の性能が変化する。
- リックバーニング
- クーバーニング
- カインバーニング
- ナゴバーニング[1]
- チュチュバーニング
- ピッチバーニング
『星のカービィ64』では通常の能力の他、自身を含む7種類の「コピー能力ミックス」が存在する。
- バーニング+バーニング
- 火の鳥のような見た目に変化し、通常のバーニングよりも長い距離移動する。
- バーニング+ニードル
- カービィが弓のような形状に変化し、火の矢を一本射出する。ボタンを押した長さで角度が調節できる。
- バーニング+ストーン
- カービィの頭部が火山に変化し、断続的に岩を放出する。スティックで放出する方向を調節できる。
- バーニング+カッター
- 口から炎をまとった剣を取り出し、後ろ手に構える。前方に振る、上に構える、上に構えたのち前方に投げるといったアクションができる。
- バーニング+ボム
- カービィが上に飛びながら花火のように爆発する。空中で連続3回まで使用することができ、3回使用した後は着地するまで操作が効かなくなる。
- バーニング+アイス
- カービィを中心に水蒸気を発生させる。
- バーニング+スパーク
- 下敷きで頭をこすり頭部を発火させ、前方に走る。ジャンプと方向転換が可能。
登場作品一覧[]
ゲーム作品[]
- 星のカービィ 夢の泉の物語
- 初登場作品。
- カービィボウル
- 前方に加速する。制止すると手番が終わってしまう本作においては有用な移動手段でもあり、対戦モードでは攻撃にも有用。
- 星のカービィ2
- カービィのブロックボール
- 真上に突撃し、衝突後は左下に跳ね返る。
- 星のカービィ3
- 星のカービィ64
- 星のカービィ 夢の泉デラックス
- 星のカービィ 鏡の大迷宮
- タッチ!カービィ
- 星のカービィ スターアライズ
- グーイのコマンドの一つ「グーイバーニング」として登場。
他作品での活躍[]
『大乱闘スマッシュブラザーズDX』及び『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではカービィのダッシュ技として登場している。
脚注[]
- ↑ 星のカービィ3の公式サイトや取扱説明書では「ナゴファイアー」と記述されている。
関連記事[]
- 星のカービィシリーズ
- ハル研究所
- コピー能力(星のカービィ)
- ファイア