任天堂 Wiki


ニンテンドウパワーNINTENDO POWERは、任天堂が1997年9月30日から2007年2月28日まで実施していたゲーム提供サービス。日本国内のローソンに置かれたLoppi端末や任天堂お客様ご相談窓口を通じて、書き換え用メモリカセットにゲームの記録、書き換えを行う。

概要[]

NINTENDO64が発売済みの1997年に、スーパーファミコンゲームボーイを対象に行われたゲーム提供サービス。スーパーファミコン用の「SFメモリカセット」、ゲームボーイ用の「GBメモリカートリッジ」に保存できる容量の許す限り、ゲームの保存や書き替えを行うことができた。任天堂や他ソフトメーカーによる過去の名作や、ニンテンドウパワー書き換え専用タイトル、海外のみで発売されたゲームの移植など、幅広いラインナップが存在した。

サービス開始当初はスーパーファミコンのみの対応となっていて、2000年3月1日にゲームボーイソフトの対応を開始。もともと1999年11月からの対応予定であったものの、台湾大震災の影響でメモリカートリッジの安定供給が見込めなくなったことで延期となったものである。

ゲームメーカーを通さない中古のゲームソフトの売買が問題視され始めた頃に、在庫を増やす必要がないデータ販売、ユーザーに優しい価格設定と、双方の利害関係に配慮したサービスとなっていたが、結局中古ソフトの方が易かったことと既に時代の興味は次世代機に移っていたため新作が望めなくなったこともあり、2002年にローソンでのサービス終了を発表した。その時すでにゲーム機としては2世代先となるニンテンドーゲームキューブゲームボーイアドバンスが発売されている。

2002年8月31日にローソンでの書き換えサービスを終了して以降は任天堂お客様ご相談窓口に直接申し込む形式に変更され、2007年2月をもってそのサービスをも終了した。

利用方法[]

ゲームの保存に必要な「SFメモリカセット」「GBメモリカートリッジ」を購入、所持する必要がある。なお、これらはローソンでの書き換えを終了した2002年8月末に販売も終了しており、そもそも現在は正規に書き換える手段がない。

Loppi端末[]

任天堂の公式説明ページも参照。

  • 1. Loppiで「ゲーム書き換えシステム」を選択。
  • 2. 専用差込口にSFメモリカセット(GBメモリカートリッジ)を差し込み、SFメモリカセットはPOWERスイッチを入れる(GBメモリカートリッジにスイッチはない)。
  • 3. 書き換えるゲームを選択。商品番号がわかっている場合は商品番号を直接入力し、そうでない場合はゲームをジャンルから検索可能。
  • 4. ゲームをさらに購入する場合「ゲームの追加」を、購入を確定する場合「次へ」を選択。
  • 5. 氏名と電話番号を入力。
  • 6. 入力内容が正しいかを確認。
  • 7. 申込書がレシート口から排出されるので、これをレジでもっていき代金を支払う。ゲームの書き込みはレジの機械により行われるため、支払いを忘れてはいけない。
  • 8. 店員から書き替え済みのカセット(カートリッジ)を受け取る。これで書き替えが完了となる。

任天堂へ直接の申し込み[]

任天堂の公式説明ページも参照。

  • 1. 「ニンテンドウパワー書き換え申し込み用紙」を入手する。用紙作成用ページで必要情報を入力し、プリンターがあればそのまま印刷、なければ出力された画面を紙に書き写すことで代替が可能。
  • 2. 用紙とカセットまたはカートリッジを持って、最寄りの任天堂サービスセンターに発送。
  • 3. 合計金額が999円以下である場合、支払代金分の郵便切手(税込)を上記2点とともに送付。後日、書き替え済みのカセット(カートリッジ)が用紙に記入した住所に到着。
  • 4. 合計金額が1000円以上の場合、後日書き替え済みのカセット(カートリッジ)を受け取る際に代金引き換えで支払う。

対応ソフト[]

この記事は書きかけです。是非とも、この記事に加筆してみてください。画面上部の「編集」をクリックすると、編集画面になります。

関連項目[]

  • ディスクライター
  • サテラビュー
  • バーチャルコンソール
  • Nintendo Switch Online

外部リンク[]

任天堂ホームページ内