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テンプレート:コンピュータゲーム 『アーバンチャンピオン』(URBAN CHAMPION)は1984年11月14日に任天堂より発表されたファミリーコンピュータ初の対戦格闘ゲーム。1984年に『VSアーバンチャンピオン』としてアーケード版も発表されている。また、2006年12月2日よりWiiのバーチャルコンソールで、2011年7月13日よりニンテンドー3DS(3Dクラシックス)で配信もされている。
ゲーム内容[]
舞台は夜の街並で、いわゆるストリートファイト。プレイヤーは一人の男性を操作し、相手にパンチを当てて画面端に追い詰めていく。パンチは上下、強弱の使い分けが可能。相手のパンチをガードすることもできるが、上下が合致していないと攻撃をくらってしまう。強いパンチは相手をダウンさせて大幅に相手を押しやることが出来るが、大振りで隙が大きい。一方弱いパンチは素早いが、相手をダウンさせることはできない。
プレイヤーと敵には体力があり、パンチを出すごとに僅かずつ消費され、またパンチをくらうと大きく消耗する。体力がなくなっても即敗北とはならないが、弱いパンチを受けてもダウンするようになってしまい、かなり不利になる。
相手を何度もダウンさせて画面の端に追い詰めると1ラウンド取ることが出来る。先に3度(アーケード版では、プレイヤーのダウン許容回数を店舗側の設定により変更可能)画面外に追い詰めた方が、相手をマンホールに落として勝利となる。2人での対戦プレイも可能。
アーケード版では、1コインで対戦プレイをすることが出来た(設定により2コインを必要とするようにもできる)。但し、対戦の決着が付くと両者ゲームオーバーとなる。なお、アーケード版ではBGMがファミコン版と異なっている。ハイスコア達成時のネーム入れ時のBGMと共に、ファミコンでは聞くことの出来ない貴重なサウンドである。
相手に勝ち続けると徐々にCPUの行動パターンが変化していき、ギミックの登場回数が増加する。それと共に残機数の下のアイコンの数や形が変化していき、計139連勝すると「CHAMPION」の称号が与えられるが、それ以降もプレイを続けることが出来る。そのため本作には実質「エンディング」は存在しない。
ギミック[]
ゲームの展開が単調になるのを防ぐため、他の格闘ゲームではあまり例を見ないステージ上の仕掛けが用意されている。
- 鉢植え
- 頭上の窓から住民が落としてくる。当たったプレイヤーは一定時間経過か1発攻撃を受けるまで操作不能になる。
- パトカー
- 通常画面前方を通過したときは、プレイヤー同士は離れ、口笛を吹いてごまかす仕草を見せる。状況に関係なく勝負がそのラウンド最初の位置関係から仕切りなおしとなる。
- タイムオーバーとなったときに出現した場合、体力の少ない方が連行され勝敗が決する。
関連項目[]
- 横井軍平(開発者)
- テトリスDS(一部にこのゲーム画面が使われている)
外部リンク[]
テンプレート:Video-game-stub
bs:Urban Champion (igra)